ながちゃんのじてんしゃ部屋 vol.1

  • 2018/5/7

矢板の自転車地域おこし協力隊で全国各地のヒルクライムレースに参戦し優秀な?成績を残している”ながちゃん”こと長島教之さんによる連載『ながちゃんのじてんしゃ部屋』がスタートします。サイクリストとしての長島さんの日常やトレーニング、裏話などさまざまな話題をお届けします。


人生にはいくらか重要なターニングポイントがあるものだと思う。あの時こうしてればなぁ、こうしてなかったら違ってたかもしれない。後悔しないように生きようとしてもなかなか避けられないのが現実だ。私も後悔だらけの人生を送ってきた。もし、無数のパラレルワールドがあるとして各世界に違う道を歩んでる自分がいるとしたら、私は間違った道を進み続けた長島教之だと思う。そんな自分に2年前の夏、また人生のターニングポイントが訪れた。

全ての始まりは八方ヶ原ヒルクライムレース

矢板には八方ヶ原ヒルクライムレースで何回か訪れたことがあった。あれは今でも鮮明に覚えてる。第1回大会、大雨の日。つくば、那須ヒルクライムレースと2連勝と絶好調だった私に悲劇が襲った。スタート直後にキャットアイに乗り上げて落車。前後タイヤバースト、リアディレイラーもちょっとまがってそのままリタイアになった。あばら骨にひびのおまけつきで。その時は次があると思っていたが、負の連鎖というのは続くものでそこからは絶不調。出場するレースはかろうじて年代入賞はできるが年代優勝はできなくなった。勝てなくなると不思議なもので全く自転車が面白くなくなる。尚且つ、じてんしゃ仲間が全くいなかった自分にとっては勝てなければ誰も話しかけてくれず、話しかけてもあっさりしていてレースに出ても何が楽しいのかわからなくなった。そんな状況が続き、練習にも身が入らなくなり、限界を感じた私は自転車に乗ることを辞めた。

ターニングポイントが突然やってきた

そこからはプライベートも仕事もダラダラ。体重は10㎏増え、体調不良にも襲われ、仕事ではストレスフルな状態。プライベートでもこの歳になって何やってんだろうと情けなるようなありさまだった。某マンガに出てくるワード「マダオ(まるでダメなおっさん)」それにふさわしかった。さすがに体調不良が凄まじかったので埃をかぶった自転車を洗車し、ダイエット目的で再び自転車に乗った。さすがに半年近く運動らしい運動をしないと体力の衰えも凄まじく、乗ってた頃は簡単に出来てた30㎞巡行も心臓が壊れるかと思った。そんなダイエットな日々を送ってる中、たまたま因縁の八方ヶ原ヒルクライムレースのファイスブックページである募集を発見した。
『自転車を使って矢板をPRしませんか?』

自転車地域おこし着!行き着く先は‥

今の状況からなんか変わるかもしれないとあまり迷うことなく応募した。正直、唯一自負できることがあるとしたら自転車で取り組んできたことくらいだったので力になれればと思った。尚且つ、矢板は全ての始まりだった場所。何かの運命を感じた。そこから説明や面接などを経て、晴れて矢板市地域おこし協力隊になった。千葉から栃木の田舎に住むという道。これが果たして正しい道だったか、間違った道なのか、答えは出ていない。行き着く先は闇なのかもしれない。ただ今はどん底から救ってくれた矢板への恩返しと一度諦めてしまった自転車レースで全国区になるという夢を叶えるために尽力するだけだ。そこから何かにつながるかもしれない。ドラえもんは助けてくれない。ジャイ子を選ぶか、しずかちゃんを選ぶか。私はしずかちゃんを選ぶ道を歩んでいきたい!

 

長島 教之

長島 教之矢板市地域おこし協力隊

投稿者プロフィール

千葉県出身。2016年に千葉から栃木に移住し、矢板市の自転車PRの地域おこし協力隊として着任。矢板市への自転車交流人口の増加と知名度アップの為に県内県外へ積極的にPR活動を行っている。活動をしながらレースへの参戦もしている。ヒルクライムメインで参戦しているのでクライマーと思いがちだがエンデューロで優勝するなど平坦も実はいける。常に総合の上位に入る実力の持ち主。総合表彰台に上がることも。アイスが大好きで年間500個は食べる。常にお腹を壊しがち。普段は温厚だがレースになると口が悪くなるのが玉に瑕。

この著者の最新の記事

じてんしゃの駅

じてんしゃの駅

じてんしゃの駅とは、スポーツバイク用のバイクラックが設置されているスポット。施設によっては、修理用工具、空気入れポンプを設置しています。

栃木県自転車情報

栃木県矢板市は、自転車を活用したまちづくりで、県内市町との広域連携を積極的に展開しています。

栃木県県北サイクルツーリズム協議会
サイクルランドとちぎ

連載

じてんしゃ屋フレーシュ

じてんしゃ屋フレーシュ

整え屋

整え屋
ページ上部へ戻る